―――――20XX年。
その夜、月の光を浴びたツキコットたちが突如動きだした。
不思議な現象に世界は大混乱をきたしたものの、ツキコットたちは悪さをしないどころかお手伝いもしてくれて助かるし、何よりも可愛いかったため混乱はたちまち収束した。 不思議なツキコットたちと人間は種族を越えたパートナーとしての道を歩みはじめたのだ。
そんなある日、ひと際激しい月の光を浴びたツキコットたちは、まるでそれぞれのパートナーの個性を反映したかのような姿に突然変異を遂げる。
時をほぼ同じくして、従来は人間に友好的だったはずのツキコットたちだったが、人間に敵対的な行動をする野生のツキコットも現れ、再び世界は混乱の渦へ。
野生のツキコットによる被害を受けた人々にはツキコットの排斥を訴える者もおり、 ツキコットを愛する人々と人間同士の争いにも発展し、状況は混迷を極めた。
その混乱を収束させるべく設立された機関が「生物観察研究均衡維持ユニット」
通称:COTBU(Creature Observation,Testing,Balancer Unit)。
ここでは個性豊かな研究員たちが、同じく個性豊かなそれぞれの相棒ツキコットと共に研究にいそしみ、人間とツキコットがより良く共生できる道を日々探求しているのだ。
今日は新人研究員の赴任初日。少々胡散臭げな所長曰く、「何だか仰々しい名前だけど、部活みたいなものだと思って気楽に研究を楽しんでよ。そう、『COT部』だね!LOVE & PEACE!」
あなたもCOT部で、あなたの相棒ツキコットと楽しく研究してみませんか?